きようなできごと

記憶力が足りない

あやまった認識

「結局さ」 「うん」 「あの中で、何やってるんだろうね?」 「わかんない」 「なんかさ、秘密があるんだよ」 「たとえば?」 「そうだな、おいしいパンが配られるとか」 「うそ、いいね」 「あの、パンおかわり自由の店みたいなさ」 「お姉さんが、カゴ持っ…

最終的に死ぬ話

「世の中には、右も左もないぜ」 って、言ったんです そしたら 「どっちが、どっちかわからないだけだろ」 って 確かに、そうですよ 朝、いつもの角で立ってる、警察官 「ちゃんと、左走れ」って 左っつったら おわん、持つ方らしんだけど ほら、俺 どっちで…

せめて、妄想だけでも

その日も いつもの、カフェにいた おしゃれに、カフェオレでも すすりたいところだったが すぐさま、かばんから 最近手に入れたゲーム機 携帯もできて、テレビにもつながるあれ を、取り出し ヒゲのおじさんが、カートに乗るゲームをするんだ とはいえ 僕は…

特殊な入り口

あの、最近特に、涙もろくなったなって話でテレビで、あるじゃないですかこどもが、おつかいにいく様子を撮ったあれとか、ほんとだめで番組の予告とかで先を想像して、もう泣いちゃってるんですよね あれ見てるとこどもの姿を収めようとカメラを持った人が、…

永遠にリスナー

いやあ、ONGラジオのラジオ死期を呼ぶエンマは、やっぱりいい音楽と、最高のトーク本当に、最高だよなずっと、心配だった「シーズン13に、突入するかしないか問題」も無事に、シーズン13に突入しまーす宣言により解消されたしこれで、しばらくは安心できるな…

羊毛をつんだ家、あるいは

そのダンジョンを出ると、夜は明けていたあたりを、よく確認して(クリーパーなどには注意して)その海辺のダンジョンを、後にした僕は、疲れていたのだ大量の石炭を、抱えながらこれは、自分の責任でもあった何も、幸運Ⅲのつるはしで、掘る事はなかったのだ確…

その冷蔵庫、160km/h

男は、ひどく急いでいる風に、こう続けた 「ここらへんで、冷蔵庫見なかったか?」と オンラインに接続した冷蔵庫は なかの食べ物から、適したレシピを紹介する だけの、はずだった いつしか 自走装置をつけ、人間に反逆するようになった そこにあらわれた …

今夜は、Break Core

「酒に酔い、店からつまみ出される」 って、言われると まだ、のんでるのか、のんでないのかわからない って、言われたけど どうでもよくない?

地球防衛のかなめ

僕は、常々感じていた疑問を ついに、ハデ丸にぶつける事にしたんだ ハデ丸っていうのは 正式名称は、よく知らないんだけど 前にいた人が、勝手につけた名前が みんな使うようになって、オフィシャルってのに なったって話を聞いた なにを聞いたかって言うと…

賞ととおるアリアナ

指紋なくなるまでこすり続けるのよ、虎食うPa いつもみるちょっとふとったブス 必死にやせようとしているけれど それぐらいが、ちょうどいくて好きなのに 気がついては紅

死神と生徒

おい、これ 見たけどさ なんだよ、これ 俺はさ 死神っていったんだぞ、し・に・が・み カマ持って、フードみたいのかぶって、て やっぱり、こういう所だよな 常日頃、イメージの感覚みたいもん あわせておいたほうが、いいって話さ これ、なんだよ カマじゃ…

on got 8 sea

ドアを開けると 知らない女が、立っていた そして 「あの時の、◯◯です」 と、言う ひとつ、息を飲み 静かに、ドアを閉め ゆっくりと、鍵をした そして、俺は玄関に崩れ落ちる ああ、ゆっくりと、世界がニジム

友好のあかし

「それでは、これを」 話の終わりに、ある星の大使は 箱を取り出した その箱の中には、からだの丸い四足の生物が 「我々と、この星、地球との友好のあかしと」 うすみどり色で、透き通ったからだのそれは しっぽをふって愛嬌をふりまく 大使は言う 「くれぐ…

増える理由

それは、確かにコンビニだった いや、コンビニに見えた 「ああ、すげえ」 近づこうとする隊員の肩をつかみ 「待て、とりあえず調査しよう」 我々の船が 不時着したこの星は ほとんどの大地が、砂漠で ずっと、強い風が地表を撫ぜていた 隊長の私と、隊員Aと…

戦争と平和の

彼女と出会ったのは、オンラインゲームだった だいたいパーティを組んで遊ぶ、そのゲームで はじめたばかりだった僕は ものすごい勢いで、ひとりで戦っていた彼女の うしろで、勝手に戦っていたら 彼女のほうから、話しかけてきたのだった 僕らはすぐに意気…

地球にいい

彼らは一体どういう存在なのか 僕達は、とまどった 薄緑色をした球体のそれは いつの間にか、地球にいた 特に危害を加えてくる事はなかった そして なにげなく、誰かが そいつに、手を当てた すると、そいつは紙を吐き出した それは、手を当てた人の 頭の中…

深刻で、シビアな事象の消し方

でもな あの「ホンワカパッパ」な、のりで たのしい雰囲気が、あふれているんだけども よくよく、考えてみると 深刻で、シビアな話かも知れないと思って というのも あの、少年のところに あの、ロボットが来た それは、少年といつも一緒にいる 同級生の少女…

◯◯断ちツアー

世間では、空前の◯◯ブーム あたらしい◯◯は、次々に発売され売り切れ続出 現在では、◯◯をやりすぎてしまう ◯◯依存症が、社会問題化 そして、ついに ◯◯断ちのツアーが、催されたのだった ◯◯断ちツアーは ◯◯に依存しがちな、小学生十数名が 誰も住んでいない南…

的確な指摘

「もういいから、どこにでもいけ」 そう言うと、彼はドアを強く閉めた 僕は、呆然とする 僕は、僕がつくったロボットに家を追い出されたのだ そう、自分の中で思ってみても どうにも、理解ができなかった 確かに、彼は合理的だった だいたいの、僕のうっかり…

アプリでゲット

その公園は 僕が、最初にレアなモンスターをつかまえた場所で どうやら、うわさがひろまったみたいで もう、夕方なのに 多くの人が、モンスターをつかまえていた 僕は このあたりのモンスターは 根こそぎつかまえちゃったんだけど なんとなく、この公園に来…

かっこよくて、チャラい

いつも、髪を切ってもらっている 美容師さんは 正直、とてもかっこいい あきらかに、モテそう こっちは モテない組なわけで なんとも言えない気持ちになるが それにしたって、かっこいい ロックが好きで、バンドを やっている、と言ったら なんか、チャラい…

あれの話

たけしは、都合三発の銃弾を撃ったのだ ひとつは、彼女の眉間に ひとつは、天井を貫き ひとつは、冷蔵庫のとってを、粉砕した むかついたから、撃った こう、言ってやろうか って、ばかやろう こんな、はずじゃなかったはずだ だって、あんな事言うもんだか…

みんなで、やれば

結果から言えば、あなたの奥様は浮気をしていた その、相手はアンドロイドだ そして、そのアンドロイドの所有者は これが、その都度変わっている つまり、前の利用者から 次の利用者へ、その度に こうなってくると これが、離婚の原因になりうるか という話…

身近な

彼らが地球にやってきた時 誰も脅威とは思わなかった とてもちいさくて、かわいい やがて、時が過ぎ 数も増え、人間と共存していた なにしろ、かわいい 彼らは、地球に何をしに来たのか? 彼らは、来るべき時を待っていた おとなしく、かわいがられながら や…

かいとう

知らない 知らない 興味がある

つくりばなし

彼にひさしぶりに会えた 彼は、やせたというレベルを超えて ちいさくなっていた そして、私と一緒に働いていた期間の事を さっぱり、忘れてしまっていた 私は、少しだけ申し訳ない感じで 以前、貸した金の話を切り出した こんな時になんだけど 忘れてしまっ…

ホームホームセンター

首をつろうとした時 僕の体重を支える そんな強靭なひも、あるのだろうか まずは、やせようか いつものように 日曜日、勝手に出勤していた時の事 誰もいないオフィス さほど時間はかからず、行き詰まる 普段しないけど、散歩なんかしちゃお まわりもビルだら…

会議で資料を発表しなければならない そのプレッシャーはやがて こんな妄想を産んだ 説明につまったりすると 会議室の普段開かない扉が 勢い良く開いて そこから鬼が出てきて 私を惨殺する のではないか という恐怖にさいなまれ なかば泣きながら資料をつく…

前提

男「まず、モビルスーツがあるじゃん?」 女「ない」

聞けば、見えてくる記憶の戦い

その時の、僕はといえば 永六輔を思い出したかった 大沢悠里の話題のなか 同じように、ラジオをやっている 同じ感じの人が、ほら 名前が、出てこない 毒蝮三太夫でなくて、荒川強啓でもない ほら、ほら、ほら 人物のビジュアルは、しっかりと頭の中に浮かん…

ゆうがた

ビデオカメラを買った 近くの公園で、息子の撮影会 なんだか、うまくピントがあわない 僕は、泣いていたのだ 僕も、こんな感じで父親に撮られただろうか 結局 うまく撮れなかった、帰り道 「うまく撮れなくて、ごめんな」 わかるはずもないが、言ってみた す…

タイムマシンを忘れて

目が覚めると、そこは病室だった 私は、思い出した 彼と展望台で、話をしていた時 バランスを崩して、柵を超えて落下 運良く着地できたが、頭を打った 頭には、包帯が巻かれている 彼と話すようになったきっかけは、一年ほど前 横断歩道を歩いてたら、信号無…

渋谷の路地

渋谷に、映画を観にきた それは、彼女が観たいと言っていた映画だった それは、とても面白くて 帰り道、ふたりで夢中になって、話をした 映画には 彼女に似た女優が出ていた話をすると 「あれ、私だよ」と 「そんなわけ」と返すと 彼女は、着ていた服を脱ぎ…

ブログ買います

「ブログを、買わせていただきたいのです」 男は、そう言った 「はあ」 私は、困惑した 突然、訪ねてきた男は 私が、書いているブログを買いたい という事だった 「それにしたって、自分で言うのもなんですが あまりにも、内容のないというか、なんというか…

外見より内面、とはいえども

やっぱりさ いきなり、社長の所に行って 「僕、優秀だよ、欲しいよね?」 とは、行かないわけじゃない まず、問い合わせて 書類送って 面接、何回かやって それで、社長と面接するでしょう そこで、ようやく 「あなたは、どういう人なんですか」 って所に、…

マヨネーズ

※ 最近たたない、泡だたない でも、あわてないで いいお、酢クリアるから かけてね、野菜 以下、※ を繰り返し

直面した問題

あー、なー こう、こんなに暑いってえと からだが、溶け出してしまうのも 時間の問題なわけだなあ おい、ちょっと そこのホームセンター八海耕作に行って 扇風機を、買ってきてくれ 1600円、いや、1400円のやつをだよ ばかな事言うんじゃないって? もう、扇…

景気がいい兆候

昨日、行ったんだよ 前に言ってた 「ヘビー仏像祭り」 そう、とてつもない重量の仏像が集まる っていうからさ やっぱ、行かないわけにはいかないじゃない? そいでさ 偏屈線の各駅に乗ってたわけ 座れると、思ったら混んでてさ 各駅の意味ないの そんでさ 窓…

海岸通りで

僕が、小学校だった時 ある生徒の誘拐騒ぎがおきた 騒ぎというのも 実際は、誘拐されたわけではなく ただ、帰りが遅くなっただけだった はずなのだが その生徒、仮にAさんは クラスで、目立つタイプではなかったが 僕は、少しは話をする程度の、関係だった …

アンテナ引きちぎる蝶

そのどでかい蝶は 人を襲いはしないが 家のテレビのアンテナを引きちぎる だから、俺は 薬局で、買っておいた 害虫駆除用の、蝶用の スナイパーライフルを取り出してかまえた それをみたおやじは、こう言う 「おい、安全装置はずれてないぞ」と 害虫駆除用の…

物騒な世の中

彼女が部屋に来て 手料理なんて、つくってくれるてんで 俺は、それを ビールで、迎え撃とうと決めていた と思っていたら その、ビールがない というわけで、コンビニにビールを買いに出た その帰り道 俺の携帯は、震えだした メールが来たのだ 彼女からかと…

みんな同じで

「すいません、ちょっといいですか?」 「なんですか」 「ほら、あそこ歩いている人見てください」 「どこですか?」 「ほら、そこの前の所」 「ああ、あの背の高い女性ですか?」 「そうです、あれ最新のロボットみたいですよ」 「ああ」 「あれ、驚かない…

先生、きのこになる

「この先生、きのこるのは」 教室は、静寂につつまれた 直後、笑いの渦は、僕を飲み込んだのだ ひぃひぃと、息をつきながら 体勢を整えた教師は 「先生は、きのこになる予定はないぞ」 授業終了のチャイムが鳴り 授業が終わっても、僕は呆然としたままだった…

君の雫に恋をした

君の事、ずっと前から知っていたけれど こんな気持ちになったのは、はじめてだ たまたま、みかけたんだ 君は、とても輝いていて、まぶしい 誰よりも、一番声が出ていたし ジャンプの高さも、一番高かった 突然 こんな事言われても びっくりするかも知れない…

宇宙というシリアルに捧ぐ

でもさ 宇宙にある、地球にいる って事はさ 部屋の中でも、アウトドアだし 外に出たって、インドア みたいなものだろう って、言ってみたんだけど 「とりあえず、牛乳買ってきな、いいから」 コンビニまでは、何光年よ

これは、誰が書いたか

先日、親戚が家に来ていた時の事です お昼ごはんを食べていると電話が鳴ったので、僕が取りました それは、家族を装う詐欺の電話でした僕は常々、そういう電話がかかってきた場合その、架空の息子に対して架空の父親を演じきりたい、と思っていました相手の…

あと30秒で

他の漫画は 電子書籍で、大量に買うけど 志村貴子の漫画だけは 本棚に並んでいてもいいはず という、提案は 相手の、長考を促すには 最適だったのだ 世界は終わるのか、はたまた

新入社員の、大いなる目標

この四月から、社会人 いよいよ、会社に務める事になる 他の新入社員とは、違って 僕には、大きなひとつの目標がある それを成し遂げるためには 努力は惜しまないつもりだ 最初のうちは 様々な部署で、いろいろな仕事の様子を 見せてもらったり、研修の毎日…

ネットこわい

「ねえ、この先の所さ 石原さとみのくちびると、同じ感じするよ 触ってみなよ」 そういって、彼女はペンを差し出した 僕は、じっくりとペンを眺めると 「いや、いいよ」 と断った 「なんで、なんでよ 触りなよ」 ペンの先を触りながら、彼女は言った 僕は、…

1/4泣いています

涙が出るという事は よくあった事ですが ここ最近、さらに出るのです もはや、物語などで 「この先、こうなるんじゃないか?」 と、予想して涙が出るのです 半分泣いているのを、半泣きと言いますが 私の場合、常に1/4は、泣いているようなものです そういう…