きようなできごと

記憶力が足りない

アカウント停止危機と凶悪なネコの可能性

アプリで見る時

センシティブな投稿、画像は

みれないまま、そのままで

使っていたのです

 

好きなミュージシャンの

投稿した画像が

センシティブになってて

どうしても気になり

とりあえず

パソコンから見てみた

 

猫の画像でした

 

まあ

どうしようもなく

凶悪な猫の

可能性は

まだ、捨て切れませんが

 

 

 

半透明

大切な鉄道模型コレクションを

処分した次の日

お父さんは、だいたい半分くらいになった

 

なにが?

からだが半透明になったのだ

 

それでも

お父さんは

あまり気にしていない様子だったから

わたしもなんだか笑った

 

でもそれから

お父さんの存在感も半分くらいになった

 

時々家からいなくなる

もちろんいる日もある

ただ

気がかりなのは

他の家族は

それをまったく気にしている様子がないことだ

 

このままだと

本当に消えてしまいやしないか

わたしは

手放した鉄道模型

取り戻そうと

家族に相談したが

 

そんなもの

そもそもあったか?誰のもの?

お父さんとの記憶自体も

なんだか消えかかっていた

 

お父さんを探す

どこにもいない

お父さんは縁側にいた

前よりも薄く

四分の一くらいにうすくなっていた

 

わたしだけでも

お父さんとの思い出を

大切に

思い出

誰との?

 

つめたい風がふきぬけた

それは

「ありがとう」と聞こえたが

たぶん気のせいだ

 

 

バス停で、あと60分

ああ、1時間

さっきのあれを逃したことにより

1時間、次のバスまで1時間だ

 

「それじゃあ、さ」

先程まで座っていたベンチに

男は座りなおし言う

「僕が君を殺そうとした時の事を話そう」

 

ああ、めんどくさ

G子は思う

なんだ、この思わせぶりな

ストーリーテリング(笑)

ただ

これから先の、1時間

それをしのぐための、エンタメ

なにかしらの時間つぶしが

思いつくわけもなく

(なにしろこのあたりはなにもない)

 

「まあ、聞いてもいいけど」

このへんな

知らない

顔は、まあまあな

知らない男が

なにを語りだすのか

私を殺す?殺した?

なんなん、こいつ

 

偶然のバス停で

はじめて出会ったように

思えたあの時は

結果的に、ラストシーンだった

 

 

上は長袖なんだけど下は短パン

ちょうど

こういう季節だったと

思いだす

 

彼をうしなったのは

 

昼間の暑さに

補充しすぎた水分を

持て余し

何度かトイレに起きる

肌寒い夜だ

ちょうど、そんな季節だった

 

かなしい気持ち

もう、会えないという

ひんやりとした、それが

うかびあがる

 

でも

そのまま起きてもいられない

あたりも

なんか、似ている

 

so dance

突然のメール失礼します

 

私は、とあるところでブログを

もう、5年書いています

ひきこもって8年です無職です

 

当初

自分の好きなことを

ただひたすらに、書き綴っておりました

当然ながら

まったく、誰にも見てもらえず

でも、途中であきらめるのもあれなので

続けていました

すると

ある頃から、少しづつアクセス数が伸びて

ほんのわずかですが

見てもらえるようになりました

 

ただ

ちょうど同じ頃

ほとんど、会話をすることもなくなった父が

なぜか、私の昔の作文の話をするようになりました

あれは、なかなか面白かった的な

 

どうやら

父は、私のブログ見ているようなのです

そして、自分だけではなく

親戚にも、私のブログを教えて

みんなで、見ているようなのです

 

なんというか

はずかしいのと、なさけないので

もう、書くのをやめようと思い

更新しなくなりました

 

そうすると、やはり

父は、直接は言ってきませんが

なんとも遠回しに

もっと、文章を書け、と言ってきます

 

一度は

居間にあるパソコンから

私のブログへ、コメントを残そうとしていた

痕跡を見つけました

キーボード打てないはずの父がです

 

私はいま

どうにかして、社会復帰すべく

ようやく動きはじめました

ブログも、書いてはいますが

もう、特に書けることもないのに

無理やり書いています

 

それでも、父は

楽しみに、読んでくれているようです

 

ところで

相談なのですが

Windows7って、いつまで使えますか?

回答よろしくお願いします

 

 

 

 

 

かなしみのはて

「怒りなんてのは

やがて消えるもんだけど

かなしみは

なんで、こんなに広く

そして深いんだろうな」

 

僕は用意していたこたえを言った

 

「そうか

そうなのかな」

 

彼は少しおおきな石を

かなしみに、投げ入れた

 

波紋は際限なくひろがり

けれど、石が底につく様子はなかった

 

大逆転パイナップルストーリー

なにが

悲しくて

もうやめた会社の

オフィスの恋愛事情を聞かされてくてならないのだ

 

まあ

ごはんをおごってくれる

というので

馳せ参じるざるを得ないわけです

 

でも

それが

なんかハッピーなやつだったら

いくらかは、マシーなんだろうけど

不倫からみだなんて

いうじゃない

 

まあ

お互いのことを知っていて

いまは、あの場所にいない者

となると

そして

飯につられて、ノコノコ出てくる

のは、俺くらいのものだろう

これは言われたわけではないが

ほぼ事実だろうな

 

お昼によくいったファミレスは

あいかわらず、混んでいた

あれ、あの向こうに座ってるの

ハゲさん、いやHさんじゃないか、やばいな

 

きっと

あんまりよくない方向と

思っていた、彼女の話は

めでたく、その人と結婚することになったと

 

なんというか

予想外、想定外の結果に

「ウェエ」

と大きく声が出た

昼のファミレスで、だ

 

まわりの客の視線が痛い

あの向こうの人は、知っているHさんではなかった

その後

「ウェエエエィ」

と、話に盛り上がりテンションもあがった

という演出にした

 

まさかまさかの

大逆転のストーリーか

もはや、ぼんやりしながら

元同僚の彼女と別れた

オフィスのあるビルに戻る彼女の

足取りが、異常に軽やかに見えたのは

気のせいではないだろう

 

そういえば

このビルから見えるところに建った巨大スーパー

前評判はすこぶる良くなかったが

どうやら、調子はいいらしい

奇跡の大逆転は、あるんだなあ

 

夏前の日差しは

思ったよりも、俺を焦がした

 

やっぱり

あのハンバーグに、パイナップルは

いらないと思いますがね