きようなできごと

記憶力が足りない

もう動けないけれど空は飛びたい

かつて憧れていた人が亡くなった

 

だが

かけつけることはできない

 

それを知ったのは

インディーズのバンドの情報を

ツイッターでながめていたら

それについて

その人がコメントしているのを

偶然にも発見したからだ

 

だから

フォローもしてない

でもだいたい毎日みてる

 

いっそ

これを期に

そのアカウントにコンタクトとってみるか

 

いやいやいや

 

本来の筋である

かつて一緒に勤めていた会社

そこの社員からの連絡を待つか

 

まあ

自分が辞めてから

まったく連絡はないが

それでも待つ

 

不謹慎でも

亡くなったのは冗談で

また

あたらしいツイートが

されるんじゃないか

という

くだらない想像をしながら

ただ待つ